こんにちは、いぬそんぐです。次回予告していたグフが完成しましたので、詳細を書いていきます。グフかっこいいですよね・・・!
素組レビューはぼくの愛読している「手取り13万だけどFDとか玩具とか」さんがされていますので、そちらをご覧ください。
では、改造の解説に移ります。
頭部。単純にBJに置き換え。ボールデンアームズのBJ小です。モノアイ可動はあきらめました。だって難しかったんだもん・・・。
胴体にいきます。
胴体。まずはこんな感じにノコとデザインナイフで分割したらパテで好みのラインになるように。複雑な分割ラインのところは、ナイフで2、3回スジボリしてからMr.セメントSPを流して割ってます。エナメル割りでもいいんですが、のちに接着することを考えると単純にプラを溶かすだけのセメント割の方がいい気がします。個人の感想です。
肩部分に引き出し式の関節を設置。1.5mmプラ板の箱組です。ポリパーツで引き出すように可動します。
胴体内部ブロック。ポリをプラ板で挟んで可動域を確保してから、パテでいい感じに成形します。後からはほとんど見えなくなるのでテキトーです。
合体させるとこんな感じ。
胴体の可動はこんな感じ。
ねじることも可能。
股関節はいつもの引き出し式。通称パンツシステム。
腕にいきます。
腕の分割はこんな感じ。関節はボールデンボールアームズの軸関節、先端にコトブキヤP-142をつけて回転可能にしてます(後述)。
つなげるとこんな感じ。
肘はこれくらい曲がります。
さらに、下腕に回転軸を設けているので、
ガワラ曲げができるのです。今回のこだわりポイントです。
あと右手の平手はエポパテからの削りだし。精度はアマアマです。ちなみに左手のフィンガーバルカンも大きくしてます。
脚にいきます。
基本的にキットのままですが、フトモモを太くしたかったので分割ラインで10mmくらい幅増し。パテで埋めてます。
とっても太くなりました。関節はコトブキヤのHIPS(一軸)です。
スネとの接続はイエローサブマリンのヘキサパイプ。膝での回転も可能です。
足首との接続はボールデンボールアームズのBJ(中)。もともとの接続ピンを切り飛ばして設置。黒い瞬間接着剤でガチガチに固めます。
足首側は、もとの軸受けを利用して3mmポリを設置、BJの軸を入れてます。
塗装後がこちら。
ここからラインを書き込んだり、ウェザリングをしたり。
こんな感じで完成。
塗装はアクリジョン筆塗り、オレンジ部分だけ4Artistsマーカーのシルバーを下地にアクリジョン、マーキングはエナメル。
薄い青はスカイブルー、濃い青はインディブルー、オレンジは4Artistsシルバーの上にクリアーオレンジ、黒は艶消し黒、バックパックなどは黒鉄色。すべて塗装後にフラットクリアーを筆塗りしています。
あ、忘れてましたが胴体のパイプはMSパイプの大きいほうです。可動をあんまり妨げません。
ぼく自身スジボリが苦手というのもあるんですが、旧キットのフォルムを生かす場合、スジボリってあんまり映えない気がするんですよね。ですのでマーキングしてあげると情報量が増えるのでおススメです。
あと旧キット関節改造の場合は、ここだけはこだわるけどあとはまあまあでいいや・・・っていう割り切りが、完成への近道かと。今回はガワラ曲げがメインディッシュだったのであとはまあ立ってればいいか・・・くらいの勢いです。あとはもともとの可動軸を活かしてポリを仕込むとか、プロポーションまでは変えないようにするとか。
そういえば、写真には載ってませんが左肩にグフレディのデカールを貼ったんですけど、これってラル機として正しいんでしょうか?まあ、かっこいいからいいか・・・。
ご覧いただきありがとうございました。